社会資本整備審議会建築分科会のアスベスト対策部会が開かれ、民間建築物におけるアスベスト対策のあり方に関する議論が行われた。同部会の下に設置されたアスベスト対策ワーキンググループでの成果を基に、建築物石綿含有建材調査者育成プログラムによる新たな資格制度の創設について検討していくこととなった。今後の民間建築物の石綿実態調査を進めるに当たっては、引き続き本格実施のための環境整備を行うことが重要となっている。こうしたことから、建築物調査者育成に向け育成プログラムによる新たな資格制度の創設を検討していくこととなった。